Q3の詳しい解説

もう一つあなたが質問する側になることもあるでしょう。
その場合、質問に対して答えがある程度集まったら、分かりやすい形にまとめて サマリを作ってメーリングリストに流しましょう。メーリングリストに流れる答 えはバラバラだったり重なったり、またあなた個人宛てにきたりして、そのまま ではあなただけにしか役にたたないことが多いですが、あなたがまとめる事によ って全員が同じように利用できるようになります。よく質問に対する答えが集ま るとお礼を書いたメールをメーリングリストに流す人がいますが、他の人にとっ てはお礼だけのメールは何の情報もないごみメールです。それよりは答えをまと めて流すほうが全員が嬉しいことになります。

お礼は個人メールで十分です。その方が感謝の意も伝わりやすいでしょうし、そ うやってメーリングリストで個人的なつながりをつくることはヒューマンネット ワークを広げることにもなります。

答えの最初にも書きましたが、メーリングリストではみんなで情報を共有する事 が基本です。そのためには自分がお世話になったら分、別の機会には他の人を助 けてあげようという "give & take" の精神が大切です。

ただ質問などがあった場合、答えがあやふやでメーリングリストで知らせるには ちょっと不安な場合もあるでしょう。この場合は「なるべく他の人を助けよう」 という精神で、質問した人に直接答えを送るのも、送らないよりはよいと思いま す。完全な解答でなくても、それが集まる事で役立つ情報になることが案外ある ものです。